みなさんこんにちは、Tです。11月にも後半、急に冷え込んできましたね。AQUALASSICライターが皆さんにぜひおすすめしたい厳選商品を深掘りしながらご紹介します。今回みなさんにご紹介するのは水草育成用の添加剤「THE 2HR AQUARIST APTシリーズ」です。それではいってみましょう!
この世にあふれている水草用添加剤
園芸植物にも添加剤を使うこともあるし、水草にも添加剤を使ったほうがいいと聞くけれど、たくさんありすぎてどれを使ったらよいか分からない!という経験ありませんか?そんな方におすすめしたいのが、これからご紹介する「THE 2HR AQUARIST APTシリーズ」です。
水草育成研究者が開発した添加剤
THE 2HR AQUARIST APTシリーズは、THE 2HR AQUARISTの水草育成の研究者 Dennis Wong氏が長年の研究で完成させた液体肥料です。
この水草用添加剤は「使いどころが分かりやすい」のがポイント。自分の水槽コンディションにピッタリなものを選ぶことができます。
さまざまな水草レイアウトに個別に対応できる!
ひとくちに「水草レイアウト」といってもそのスタイルはさまざまですよね。生体の量、水草の量。水草の種類など、水槽の条件はオーナーによって十人十色。
上の図のように、自分の水槽環境と照らし合わせて添加剤の種類を選ぶことができるのです。それでは、製品紹介に移りましょう。
製品紹介
APT‐ZERO
水草に必要な栄養素が含まれた(窒素、リン除く)オールインワンの液体肥料です。窒素・リンは主に魚のエサやフンから供給されます。この添加剤は、窒素・リンは含まれていないため栄養過多で水質が悪化するのを防いでくれます。CO2添加なしで水草の量が少ない環境、栄養系ソイルを使った水槽立ち上げ初期(3カ月未満)、水草の量が少ない岩組みスタイル、硝酸塩の制限で赤くなる水草を赤くしたい場合、魚の数が多い水槽などにオススメの商品です。60cm水槽だと300mlで約6カ月分です。
APT‐COMPLETE
水草に必要な栄養素がバランスよく含まれた、オールインワンの液体肥料です。
水草の量が多い、生体の数が少ないなど本格的な水草水槽におすすめです。
本商品は窒素が微量にコントロールされているため、赤の水草はより赤く、水草はより密にコンパクトに育ちます。60cm水槽だと300mlで約6カ月分です。
APT‐EI
水草の成長を早めたい方におすすめの液体肥料です。
通称EIは、水草に必要な栄養素は水中から供給することを基本とした考え方です。
水槽内の水草が栄養不足にならないように水中から豊富な栄養素を供給します。
EIは栄養素の濃度が高いので水草の成長スピードは速まります。しかし、不健康な水草や有機廃棄物の量が多いと、コケの発生リスクも高まるので上級者におすすめの液体肥料といえます。
60cm水槽だと300mlで約6カ月分です。
\使いどころを早見表でチェック!/
液体肥料が主なラインナップではありますが、ソイルの栄養補給に最適な固形肥料も存在します。
APT JAZZ
国内メーカーでは見ることが少ないカプセルタイプの肥料です。水草の成長が鈍化してきたタイミングで根元に本製品を埋めます。カプセルから栄養が徐々に溶けだし、ソイルに栄養素を補給することができます。水中に窒素が流出することも少ないのでコケの発生を抑えるのに役に立ちます。
水草の成長に適切な低濃度の銅と最適な微量元素の比率に調整されているため、水質に敏感な生体を飼っている水槽にも安心して使用できます。
水槽立ち上げに必要なバクテリアもAPTで
APT‐START
水草水槽の立ち上げを早めることのできるバクテリア剤です。
休眠状態のバクテリアとバクテリアの餌となるアンモニアなどの成分が含まれています。
底床の栄養素を補強することができ、効果は約3カ月間持続します。
コケ取りはもうこすらなくてもいい!エビや魚に優しいコケ除去剤
APT FIX
APT FIX Light
熱帯魚やエビ、水草にやさしい水槽用のコケ取り剤です。アクアリウムや水草水槽に生える黒ヒゲ、藍藻、サンゴ状、ホコリ状(ガラス面)、斑点状(スポット)、糸状など、ほとんどのコケ類に効果的です。
バクテリアによって急速に分解されるため、規定量を守って使用すれば基本的に水槽内に蓄積することはありません。
APT FIXは24時間以内に分解し、残留物が水槽内に残らないように活性化合物を使用しています。
APT FIX LightはAPT FIXでは使用できなかったモスやシリア、バリスネリアやボルビティスなど繊細な水草にも対応しています。APT FIXと同様に黒ヒゲコケや藍藻、ほこり状、系状、サンゴ状、斑点状のコケなどに効果的です。
ビーシュリンプと水草を共存させたい!そんなときはこちら
熱帯地域で生息する水草の多くはKHが低い水質を好みます。KHとGHは一緒に上昇しやすいので、ほとんどの場合水草のためにKHとGHの両方を下げることが多いです。ただし、すべての水草が低いGH(一般硬度)を好むわけではありません。例えば、ブセファランドラやクリプトコリネはGHが中程度の水質でより元気に、そして早く成長します。
色とりどりの色彩が目を惹くビーシュリンプをはじめとしたエビの仲間たちは、GHが高い環境だとより活発に成長し、繁殖もしやすくなります。水草レイアウトの水槽にブセファランドラやクリプトコリネを導入してKHを低く、GHを少し高めに調整することで、水草とエビたちが共存するよい環境ができあがることが分かります。
APT SKY
そんな環境を作り出したい時に最適なのがAPT SKYです。APT SKYは、水のKH(炭酸塩硬度)KHはそのままにGH(一般硬度)だけを上げる製品です。これにより、特定の水草や生体が必要とする水質を維持しながら、GHを調整することができます。ナトリウム・塩化物・リン・カリウム・硝酸塩といった成分は含まれておらず、GHの調整に特化していることが特徴です。これは、エビやビーシュリンプを飼育しているアクアリスト、軟水を好む水草と硬水を好む水草を一緒に育てたい人にとって、非常に便利な製品といえるでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。筆者がおすすめする「THE 2HR AQUARIST APTシリーズ」の魅力、みなさまに伝わりましたでしょうか?
「添加剤選びに困っていた」「ピンとくる商品がなかった」という方は、ぜひ APTシリーズを試してみてはいかがでしょうか?
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