水槽の高さに注目してみよう

みなさんこんにちは、Ｔです。アクアリストの皆さんは「水槽サイズ」って気にすること多いですよね？しかし、多くの方が気にされるのは水槽の幅でしょう。今回は視点を変えて、水槽の高さに注目していきます。

水槽の高さのバリエーション

皆さんご存じの通り、水槽は立体につき、幅（wide）・奥行き（depth）・高さ（high）からなります。水槽には規格サイズの他にもさまざまなバリエーションがリリースされていますよね。それぞれどんな特徴があるのでしょうか？

キューブタイプ

ハイタイプ

ロータイプ

高さが変わると何が起こる？

水槽の高さの変化で予想されることは以下の通りです。

共通して気を付けたいポイント

ハイタイプ・ロータイプに共通して気を付けたいことは、普段使用しているパイプやチューブの長さの調節が必要なことです。ハイタイプでは長さが足りない・ロータイプでは余り過ぎているという事が無いように事前に調節しておきましょう。

ハイタイプの水槽は周辺器具の“コードの長さ”に注意しよう

ハイタイプの水槽では、水槽の高さが高くなることでお持ちの周辺機器のコードの長さが足りなくなってしまう可能性があります。そんな時はおなじみの延長コードを活用しましょう。

フリータップの延長コード

チャームでは延長コードを複数取り扱っていますが、中でも面白いのがこの「フリータップ延長コード」です。フリータップというだけに、まさにどこからでもコンセントが差し込み可能になっています。製品によってはUSBアダプタ対応の便利なものも！

どこからでも差し込めるとはいえ、もちろん許容電力があります。それを超えてしまわないよう注意して使用しましょう。

ロータイプの水槽は“水質・水位の変化”に注意しよう

高さを抑えたロータイプの水槽を使用する場合は水位の低下に特に気を配りましょう。高さが低いということは、それだけ水量が少ないということです。水質とともに、夏季の水位や水温の変化には十分に気を配りましょう。

それぞれの水槽を活かしたレイアウトを考えてみよう

ハイタイプの水槽に適したレイアウト

ハイタイプ水槽では、その高さを活用したレイアウト素材を選ぶことがカギとなります。

少し特殊ですが過去にこんなレイアウトも作成しました。縦長な水槽の形状を活かして、空中に浮いている島を彷彿とさせる幻想的な作品です。

導入にオススメの水草・熱帯魚

水草

熱帯魚

ロータイプの水槽に適したレイアウト

切り株風の流木や溶岩石などのゴツゴツとした石を使用して、島を再現しています。水草はキューバパールグラスやニューラージパールグラスなどの匍匐（ほふく）して生長するタイプが良いでしょう。熱帯魚を導入する場合は、小型で丈夫な種やソコモノと呼ばれる低層を遊泳圏にする種類が良いでしょう。

大型水槽ではこんなダイナミックなレイアウトも実現可能です。このレイアウトでは何本もの流木をビスでつなぎ合わせ、まるで一本の巨大な流木のように見立てています。陸上部分にはモンステラやエアープランツ、食虫植物などを採用。熱帯雨林の一部を切り取ったような雰囲気に仕立てました。

導入にオススメの水草・熱帯魚

水草

熱帯魚

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は水槽の高さに注目して見ましたが、いかがでしたか？ハイタイプ・ロータイプ共にそれぞれの良さがあり、さまざまな表現方法が可能かと思います。もし、まだ挑戦したことのない水槽があれば水草レイアウトにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。