どうも、ほにゃらら sp.です。
今回は“初心者向け”といわれる熱帯魚をご紹介します。
熱帯魚は多種多様で、飼育方法も千差万別です。
アクアリウムをはじめようにも情報が多すぎるあまり、
「ワケわからん!」と思うのも無理はありません。
そこで、必要最低限の設備であまり難しく考えずに飼える
熱帯魚をピックアップしました。
記事内の熱帯魚ならどの組み合わせでも混泳が可能。
底床も注記がなければメインの熱帯魚に合わせてOKです。
前提
ここでいう必要最低限の設備とは、水槽、フィルター、ヒーターの3つを指します。
どのカテゴリの熱帯魚でも、この3つだけは必要です。
設備
各種フィルターの基本的な性能についてはこちらの記事をご参照ください。
餌
基本的に全てこれでOKです。
それでは、はじめてでも大丈夫!な厳選ピックアップした熱帯魚をご紹介します。
グッピー
カラフルな尾をひらひらとひらめかせ、優雅に泳ぐグッピー。
初心者向け熱帯魚の代表ともいえる種です。
グッピーにはさまざまな品種がいますが、その中でも上記3品種がオススメです。
国産グッピーは日本の水に慣れていて飼育しやすいのが特徴です。
グッピー自体も丈夫な魚なので、初めての飼育でもそうそう失敗はないでしょう。
上手に飼育すると、いつのまにか繁殖して子供が生まれていることもあります。
グッピーには品種によって注意すべきポイントがあります。
「ノーマル系」ならほとんどの場合、特筆事項はないため比較的飼育しやすいでしょう。
外国産グッピーについて
グッピーは大きく分けて「外国産グッピー」と「国産グッピー」の2種類がいます。
外国産グッピーは安価で入手しやすく、カラフルなので人気です。しかし、輸入状態が悪いことが多く、最初の導入時にどうしても調子を崩す個体が一定数見受けられがちです。
熱帯魚飼育がはじめてだと、この対応に苦労するかもしれません。
このため、国産グッピーを選んだ方が失敗しにくいでしょう。
ちなみに、国産グッピーとは絶対に混ぜてはいけません。
プラティ
ころころとした体形が愛らしいプラティ。
カラフルな体色が魅力的で、しっぽの付け根に人気キャラクターのような模様が入る品種もいます。
大変丈夫で飼育しやすい魚で、こちらもグッピーと同様に上手に飼育するといつの間にか繁殖し、子供が生まれていることがあります。
安価で入手しやすい点も、うれしいところです。
テトラの仲間
テトラの仲間は群れで楽しむ小型魚です。
主に南米が原産地で、鮮やかな色彩のもの、シックな色彩のものといろいろいます。
群れを作る性質があるので、最低でも3匹以上、まとまった数で飼育するのが基本です。
ここに挙げた種類ならばどれも丈夫な上、温和で飼育しやすい種類です。
ネオンテトラ10匹 + ブラックネオン5匹
ネオンテトラ10匹 + グローライト5匹
カージナル10匹 + ラミノーズ5匹
のように、メインとサブの魚を組み合わせて群泳させるのもオススメです。
ラスボラの仲間
ラスボラもテトラ同様、群れで楽しむ小型魚です。
主にアジアが原産地となる、小型のコイの仲間です。
群れを作る性質があるので、最低でも3匹以上、まとまった数で飼育するのが基本です。
ここで挙げた3種であれば、テトラ類との混泳も可能です。
小型グラミーの仲間
グラミーはベタに近縁のグループです。ここまで紹介した魚種に比べて少し大柄で存在感があります。
細長い腹ビレはアンテナのような役割があり、ぴょこぴょこと動かす愛らしいしぐさも楽しめます。
グラミー全てが温和というわけではありませんが、ここで紹介しているものはいずれも温和で混泳向きです。
ゆったりと泳ぐので、小型水槽の主役としてうってつけです。
グラミーを主役にテトラやラスボラ等を群れさせて楽しむと良いでしょう。
コリドラスの仲間
水槽の掃除屋さんとしても知られる、底ものの代表です。
ただし残飯のみでは痩せてしまうので、コリドラスにも専用に餌を与えてあげてください。
ここで紹介している種は水質の適応範囲も広く、温和でほとんどの熱帯魚と混泳できます。
さまざまな種類がおり、コレクション性が高いのも魅力です。
餌と底床
コリドラスに関しては、餌は専用のタブレットフードが良いでしょう。
底床は田砂などの目の細かい砂を使用してください。
他の熱帯魚とコリドラスを混泳させる場合、コリドラスに合う砂を優先的に採用します。
コリドラスについて詳しく知りたい場合、こちらのページもぜひご確認ください。
レインボーフィッシュの仲間
直訳すると「虹の魚」。名に違わぬ輝きを見せる、群れで楽しむ小型魚です。
主にオセアニア周辺に分布しています。
どの種類も温和で、ここで挙げた種はどれもテトラやラスボラとの混泳も可能です。
カラシンやラスボラに比べるとちょっと高価なイメージがありますが、周りの人とちょっと違う魚を飼ってみたいときにオススメできるグループです。
カラシンやラスボラに比べると、水質の変化には少しだけ敏感です。
また、スレにも弱いので網ですくうときにも注意が必要です。
特段に意識するほどの難易度ではありませんが、ちょっと飼育に慣れてきたころに追加する魚としてもオススメですね。
決定版!初心者向け熱帯魚一覧 まとめ
今回のチョイスでは、
- 水質に敏感ではなく、
- 餌を与えれば食べる(餌付けが難しくない)
- 性格が温和で混泳しやすい
の3点に着目してピックアップしています。
何かしら注意事項がある魚は、この一覧には載せないようにしました。
熱帯魚にはさまざまな種類がいます。悩むならとりあえずここで挙げた種類から選ぶと良いでしょう。
ここで紹介した魚種はいずれもそのグループの性質に素直で、教科書通りの飼育が適用できる種類です。端的に言えば「クセがない」魚種ということになります。
まずはこのような種類から始めると、トラブルなくアクアリウムを楽しむことができると思います。
どの魚を飼おうか迷ったら、ぜひこの一覧を参考にしてみてくださいね。
コメント