水草ボトルアクアをデスクに置こう<アクアリウム音痴の超入門>

その他
その他レイアウトテクニック育成テクニック

めんどくさいことはとにかく嫌い。手が汚れたりとか毎日お世話したりとかもうとにかくめんどくさい。でも私に必要なのは癒し……
パソコン作業で疲れた瞳には緑と潤いが欲しいのよぉ!!
というあなたに贈るのが、「アクアリウム音痴の超入門」シリーズです。
コンセプトは、いかに手を抜き、いかにそれっぽいものを楽しむか。
楽しみたいけれど、めんどくさいことは極端に嫌い。そんな方にも、手軽に挑戦できるのが「水草ボトルアクア」です。

ライフマルチに差し込まれた水草はボトルに沈めやすい
Attention Required! | Cloudflare

ボトルアクアリウムとは

容器+浮草という極小アクアリウム

アクアリウムの定義、それは突き詰めていくと「容器の中に水景を作ること」。極端なことを言ってしまえば、超ちっさいガラス容器に水と水草が入っていればもうそれはアクアリウムなのです。

アクアリウム=めんどくさいというイメージから、憧れだけで終わらせていた方も挑戦しやすいのが「ボトルアクアリウム」の世界。水槽よりも小さなガラスボトルで、いわゆる器具を使わずに最小の水景を作ることができます。

今回提案するのは、手間を最小限にまで削ったミニマムなボトルアクアリウム。
会社のデスクにポンと置けて、ズボラなあなたも癒しの世界にいざなってくれます。
魚やエビなどの生き物を入れてしまうと一気に重圧がプラスされるため、まずは水草からどうぞ。

ミニマムボトルアクアリウムの提案

シンプル最高!ガラス容器+ソイル+水草

水上展開する水草を植えるとより立体的な景色を楽しめます。

ガラス容器にソイル(底砂)を入れて、そこに育てやすい水草を植え込みましょう。形のいい小さ目の石や流木を配置してもいいかもしれません。デスクの上に水景を切り取った別世界が広がります。育成用のライトが用意できればベストですが、ライトの設置場所がない場合、できる限り低光量に耐えられる水草を選んでください。
アヌビアスナナ
ウィローモス
マリモ
アナカリス など

お勧め!ガラス容器+ソイル+種

日々の成長に驚かされます

小さなグラスの中に草原を育てたい方にピッタリ。
自分の好きなボトルを用意し、ソイルを入れて種をまきます。霧吹きで水分を保っているうちに、芽吹き~成長を目の当たりにできますよ。
岩組や流木を入れても雰囲気が変わります。アルプスの少女ハイジ気分を味わえるあなただけの草原を育てましょう。
ハイグロフィラ系の種
キューバパールグラスの種
がおすすめです。

ノスタルジックな既視感!試験管+水草

場所をとらないのに存在感は抜群

試験管にオオカナダモといえば中学校理科の定番。あの雰囲気をあなたのデスクにどうでしょうか?
試験管のようなガラス容器はさまざまな種類の水草を閉じ込めて、オシャレに並べて飾ることもできます。長細く伸びる水草がおすすめです。
マツモ
ボルビティス
バリスネリア・スピラリス
アナカリス など

夏にぴったり!器+浮草

ガラスの器にも和の器にも合います

ソイルなどをそもそも用意するのがめんどくさい方にはよりシンプルに、お気に入りのコップに浮草を浮かべてみるのはどうでしょうか?小さいコップでも浮かべられるような小さい浮草を選びましょう。
サルビニア ククラータ
ドワーフフロッグビット
ウキクサ
イチョウウキゴケ
ミニホテイソウ など

究極の提案!皿+マザーリーフ

1~2cmぐらいの深さのお皿がいいでしょう

これをアクアリウムと言っていいのかちょっとためらってしまいますが、お皿に水を張ってマザーリーフを1枚浮かべてみましょう。すると2週間ほどで葉の端から小さな小さな葉が出てくるんですよ!
マザーリーフはインテリア雑貨店などでも葉っぱだけで売られているのを見かけます。芽が出てきてからは土への植え替えとなりますがしばらくは浮かべて楽しむことができる究極のミニマムアクアリウムと言っても過言ではないでしょう。

ボトルアクアリウムのお手入れ

低光量に強い水草を選んでも、光が弱いと水草は弱ってしまいます。定期的に窓際のカーテン越しの日光に当てるなど、光を当てることを心がけましょう。また、水量が少ないグラスではあっという間に水が蒸発したり、ちょっと日向に置くと高水温になったりするため注意が必要です。コケが生えてしまう場合は定期的に中身を出して激落ちくんのようなメラミンスポンジでグラスを磨きましょう。時々液肥をちょっと足してあげると水草を元気に保てます。

あまり身構えず、身の回りのグリーンインテリアとしてデスクの上に置いてみてはいかがでしょうか。

この最小にして最高のあなただけの水の世界を作り上げてみましょう。
投稿者
黒デメキン

犬と馬とリクガメが好き。
友人の自宅で生まれた黒出目金を稚魚から2匹飼っている。
口癖は「自分、アクアリウムに興味がない初心者なんで」。
うっかり詳しいなんて社内で言った日には、アクアリウム知識マウントの争いに巻き込まれて不要な怪我を負わされてしまうのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました