流木が沈まない原因と対処法

アクアリウムの基本
アクアリウムの基本レイアウト素材について

みなさんこんにちは、Tです。新しい水槽を立ち上げる時、レイアウトの構図を考えていざ注水!あれっ!?流木が沈まない!?こんな場面に出くわした経験はありませんか?石で押さえても、ソイルに埋めても流木が浮いてきてしまう……。実はこの現象、しっかりとした原因があるんです。今回は、困ってしまう「流木が沈まない問題」について深掘りします!

沈んでくれない流木

アクアリウムで流木はレイアウトの幅を広げてくれる大切な素材ですよね。しかし、浮いてしまっては役目を果たせません。せっかくよい構図を決めたのにいざ注水してみたら「ぷか~~」。これはなぜなのでしょう?

流木なぜ浮いてしまう?

結論から言うと流木の中に空気が残っているからです。イメージとしては、空のペットボトルが近いでしょう。空のペットボトルを水の中に入れるとポコポコと空気が出て、中が液体で満たされると沈みますよね。流木でも同じ現象が起こっているのです。繊維の隙間が多く軽い流木や空洞の多い流木は沈みにくい場合があります。

沈ませる方法

実は、流木というのは乾燥していると浮いてしまう物なんです。さらに、購入した直後の流木はアクが出る可能性が高く、使用する前に必ず前処理をする必要があります。それでは、前処理とはどのような事をすればよいのでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。

水に浸け込む

先述したペットボトルのイメージを流木で行うには、流木を水に浸け込むのが良いでしょう。流木が入る容器や発泡スチロールを用意し、水を入れたら上から重しを置くなどして放置します。流木の大きさにもよりますが1週間ほど付け込んだら、水槽に入れてみて様子を見ましょう。それでも浮くようならもう一度同じように行います。

煮沸する

水に浸けるよりも流木中の気泡が抜けやすくアクも出ます。流木の大きさによって30分~1時間煮沸した後、自然冷却するという流れを3~4回繰り返します。

チャームで使用している流木を煮込む専用の釜。一般的な浴槽3つ分の容量があります。

重りを付ける

水浸け・煮沸を行っても流木が沈まないときは、重りを付けるのも一つの手です。重りを付けてしまうと、あとで角度の修正が利かなくなってしまうので注意しましょう。気軽に水草レイアウト水槽に流木を入れたい方は石付の流木もおすすめです。

流木選びのコツ

少しでも手間を省くためにも水槽に入れる流木選びは大切です。チャームで販売している流木は、ご購入後すぐにお使いいただけるように事前に流木を煮沸処理しています。大きさや種類も多種多様でチャームでしか手に入らない一点物流木も取り扱っています。

\煮込み済みと記載がある商品がオススメ!/

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担当者オススメする流木素材!

上質流木 雅

「上質流木 雅」は、なめらかで高い質感と雅な雰囲気の高品質な流木です。一般的な流木に比べてささくれが少なく、物に張り付く習性を持つ生体にも安心して使用できます。モスやアヌビアス等の水草を活着させたり、生体の隠れ家としても有用です。

ゴーストウッド

表面の筋がしっかりしていて流れを表現しやすい点が魅力の流木です。複数本組み合わせることで雄大な自然を再現することもできます。
質感が非常に良く、アクアリウムだけでなくパルダリウムやエアプランツのハンギングなど、マルチに活躍してくれることでしょう。

上質流木 黒影

「黒影」は一般的な流木に比べ墨のように黒い木肌のものを選定しており、落ち着いた佇まいで陰性レイアウトの制作に効果的です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。これで流木が浮いてしまう問題は解決ですね!

この記事が役立ったというかたは是非この記事の中からお気に入りの流木を探してみてください!

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投稿者
T

1997年10月8日生まれ。愛知県出身。アクアリウムは初心者で、ビギナーの心に寄り添った記事を目指しています。自宅でフトアゴヒゲトカゲを飼育(8歳)趣味のオートバイはかれこれ6年目に突入。

ティーよりコーヒーが好き。

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