アクアリストの皆さーん!今日も元気に成長点までトリミングしちゃって焦ってますかー?皆さんの素朴な悩みを、その道のスペシャリストである「チャーム先生」にズバッと解決してもらいましょう。
「水草その前に」の効果
水草購入の時に一緒に買ってる緑色のニクいやつ「水草その前に」。みんなが「良いよ」って言うし、何となく心配だから何となく買って何となく使っているけど、これって本当に効果あるの?
考え始めたら気になってしょうがない。そんなときはチャーム先生に聞いてみましょう。

「水草その前に」ってぶっちゃけ効果ありますか?考え始めたら夜も眠れません。

やらないよりやったほうがいいがね。はあ夜は寝り。
標準語訳)使わないより使ったほうがいいですよ。夜はちゃんと寝てください。
「水草その前に」を使うべきか
「水草その前に」は水草用のコンディショナーです。水草表面の残留農薬や貝の卵などの付着生物、腐敗菌などの付着物を落とします。無農薬の水草に関してはいくら出荷前に丁寧に付着生物の除去を行っていても、100%取り切れている保証はありません(無農薬ですから)。自分の水槽に入れたくないものを少しでも落としてから水草を水槽に導入するというひと手間を、惜しんではいけないのです。
「実際に効果どうなの?眉唾(まゆつば)でしょ?」という声も聞かれたりしますが、害虫やスネールのいないしっかりとした水草水槽を目指しているのであれば、やらないよりも絶対にやったほうがいいと断言できます。
「水草その前に」類似商品がほぼない
「水草その前に」使用上の注意
「水草その前に」を使用する際には以下のことに注意をしなければいけません。
- アヌビアスなどの硬葉系の水草を除く一部の水草(グレートモス、アナカリス、バリスネリア、マツモなど)は、葉が溶ける可能性があります。
- ウィローモスなどモス類では様子を見ながら使用し、長期間浸け置いたままにはしないでください。
まとめ
自分の水草水槽を完璧なものにしたい方は使ったほうがいい「水草その前に」。混入してしまってから駆除するのがとても大変なスネール類。持ち込まないのが一番ですね。
今日のチャーム先生
本日登場してもらったチャーム先生は、関東平野も途切れた群馬県の山沿い出身の生粋の水草アクアリスト先生です。charmの地元群馬に生まれ育ったワイルド個体。おばあちゃん子なので同年代の群馬県民よりも上州弁がきつめです。
好きな水草はエキノドルス オゼロット。
半ズボン率の高い永遠の水草少年。それが今日のチャーム先生です。

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