どうも、ほにゃらら sp.です。
このコーナーではアクアリウムの神羅万象、あらゆる関連製品・生体について、
コリドラス飼育目線
での、見解・感想なんかを紹介していきます。
第11回では、コリドラスに向くレイアウト素材、流木と石の選び方について紹介していこうと思います。
なお、似たテーマとして第9回でシェルターの選び方を紹介しています。

良かったらこちらの記事を先に見ておくと良いかもしれません。
天然素材を活用しよう
単純な飼育管理に重きを置くなら人工のシェルターが便利です。
しかし、自然な水景の演出には天然素材が欠かせません。
つまるところ、「流木」か「石」も有力な選択肢です。
人工物を入れたくない!という自然派のあなたに流木や石はおすすめです。
コリドラスは環境適応力が高いので、幅広い素材が利用できます。
しかし、なんでもかんでも相性が良い!というわけではありません。
コリドラスと流木
コリドラスの飼育に関していえば、流木のほうがおすすめです。
流木の最大の魅力は複雑な形状で自然な雰囲気を演出できる点にあります。
コリドラスの場合ではさらに、流木からする腐植酸により、pHを下げる副次的効果がプラスに働きます。
流木の形状はさまざまなものがあり、どの形状でも使えます。
中でも塊状のものを複雑なシェルター状に組むと、コリドラスに喜ばれることでしょう。

特に、ネグロ川産のアドルフォイや、コロンビア産のメタエ、メリニ、ロクソゾヌスといった茶色系コリドラス。
これらの種に対しては、流木により生じる多少のアクはむしろプラス面に働きます。
ただしあまりにもアクが濃すぎると、結局ダメージを与えてしまいます。
いずれにせよアク抜き自体は必須で、着色が薄く残る程度が丁度良いです。
他にも、枝ぶりの繊細な流木を中央または奥に配置し、枝部分にモスや水草を絡み付けるという配置も面白いです。
ウィローモスやチドメグサ系はこの用法に向いています。
この場合はシェルターとしてというよりは装飾がメインとなる用法になります。
コリドラスは底床を掘る性質がありますが、底以外の水草に悪さはしません。
このため流木の枝に絡み付けて植栽することで、コリドラスによるいたずらを回避できるのです。
枝ぶりのシンプルな流木は、塊状と同様にシェルターとして配置しても良いでしょう。
枝の隙間から顔をのぞかせる様子は、実にかわいらしいものです。

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コリドラスと石
レイアウト素材としては流木のほうがおすすめですが、もちろん石も使えます。
いくつか選び方にポイントがあるので、押さえておきましょう。
石の最大の魅力は安定した形状で自然な雰囲気を演出できる点にあります。
しかし、どの石にも多かれ少なかれ硬度を上昇させる効果があります。
これによりpHが上がりやすく、コリドラスの場合ではこのpHを上げる効果がマイナスに働く場合があります。
なるべく硬度を上昇させにくい石を選ぶと良いです。
とはいえ、コリドラスの適応力は高いです。
ほとんどの種は多少pHが上がったところで動じません。
石は何を入れても、多少なり硬度を上昇させます。
比較的硬度を上げにくく、コリドラス水槽におすすめできる石は次の通りです。
石英または木化石系のレイアウトストーンがおすすめです。
いずれもpHへの影響が小さく、扱いやすく人気の石です。
ほとんどの石は利用できますが、「化石サンゴ」系統の石はコリドラスにはあまり向きません。
化石サンゴ系特有の形状と、硬度を上昇させる性質が強くpHを弱アルカリに傾ける性質が、コリドラスとはミスマッチとなるからです。
- 化石サンゴ系の石灰岩系の岩石は、硬度を上昇させる作用が他の石よりも強く、pHを上げやすいため不向きです。
- 大小の穴が開いた複雑な形状もコリドラスには不向きです。
異常を感じると胸ビレを立てて突っ張り、抜けなくなってしまいます。
ただし、もし水槽のpHが必要以上に下がりすぎている場合などは、これらの石を少量入れておくことでpHの変化を緩やかにすることはできるかもしれません。
いずれにせよ、入れる場合は少なめのほうが良いでしょう。
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コリドラスのためのレイアウト
コリドラス水槽をレイアウトするにあたっては、次の2点を意識すると良いでしょう。
遊泳空間を広くとる
コリドラスをたくさん飼う場合は、遊泳空間を広くとることが重要です。
つまり、底砂の面積をできるだけ広くとりましょう。
あまり複雑にレイアウトを組んでしまうと、コリドラスが泳ぎ回るスペースが狭くなってしまいます。
どのコリドラスもそうなのですが、特にエレガンスタイプのコリドラスはこの傾向が顕著です。
流木や石はなるべく水槽の隅に寄せ、あまり数を置きすぎないようにレイアウトすると良いでしょう。
流木・石付の水草が便利
流木、石付の水草は底砂掃除の際に容易に動かせる点がメリットです。
コリドラスを健康に飼育するためには、定期的な底床内の掃除が欠かせません。
動かしやすく、掃除しやすいといった要素は、想像以上にメリットが大きいです。
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