本命の彼をドキッとさせる～恋のハロウィンアクアリウム～

クリスマス前の最後のイベント、ハロウィン。本番のクリスマスに向けてアプロ―チを開始したい時期ということもあり、一年で一番恋が生まれるのが実はこのハロウィンイベントといわれています。
生まれるのは恋。鯉ではない。鯉の産卵の話はしていない。
アクアリストの本命の彼をハロウィンイベントに誘いたい。何ならおうちデートでも構わない。だって10月31日は恋が生まれるハロウィンだから。鯉ではない。鯉の産卵シーズンは春から初夏。鯉の産卵シーズンの話ではない。

アクアリストで奥手の彼。休日デートに誘っても「週末は外部フィルターの調子が悪いからスピンドル変えようと思ってて」と、断られちゃった経験ありませんか。
……は？と思いますよね。わかります。わかります。お怒りごもっとも。……あ。だめ。フレアリングしないで。エラブタ閉じて。怒らないで。
お怒りごもっともですが、アクアリストの彼に「私と2213どっちが大事なの⁉」と聞くのは一番NG！2213動かなくなったら水槽全滅しちゃうから。
そんな時は、「インペラーの予備パーツは用意しておいた方がいいよ」と理解を示したふりをしてくださいね。

良い誘い方の例
「すみだ水族館のネイチャーアクアリウム展示を見に行きたいな！」
「加茂水族館で世界中のクラゲを見に行こうよ！」
「なかがわ水遊園でピラルクが見たいな！」

上記の誘い方でだいぶ成功率が上がるはずです。

さて、何とか小赤系アクアリストの彼を水族館に誘い出したら、「お魚かわいい～」とはしゃいではいけません。彼にとってお魚はかわいい。どう考えてもかわいいのです。「お魚と私どっちが……以下省略」という負のループにはまり込んではいけません。ムベンガ系女子の皆様には、“お魚の方がかわいいのは構わない！ホモ・サピエンスで１番と言ってもらえれば本望!!”という度量の大きさを持ち合わせていただきたいです。狙うはホモ・サピエンスで１番です。脊椎動物でのトップを狙う必要はないのです。

水族館デートに彼が興味を示さなかったからと言って落ち込んではいけません。次なる手段としてアクアリウムショップに誘ってみてはいかがでしょうか。
「最近ベタを飼いたいなって思ってるんだよね。」
と相談を持ち掛けてみてください。
「え？何飼うの？トラベタ？スーパーデルタ？え？鯉ベタのハーフムーンプラカット？！鯉ベタか～！いいよね！」と、恋に奥手の彼でも鯉ベタにはぐいぐい来るでしょう。
ベタの飼育用品選び付き合って！と誘ったらきっと彼おすすめのアクアリウムショップに付き合ってくれるはずです。

近所のアクアリウムショップのお買い物でも十分に幸せだけど、もっとお出かけ感がある方がいい。彼が行き慣れたアクアリウムショップに女子を連れて行くのが恥ずかしいと言っている場合、都内のアクアリストたちが「いつも通販で利用しているけどいつか行きたい実店舗」と胸をときめかせるcharmの実店舗へ足を延ばしてみるのはいかがでしょうか。

charmの実店舗は群馬県の館林市にあります。
「は？群馬？どこ？福島と山形の間？東北でしょ？」と思っているあなた。違います。残念ですが群馬県は北関東にあります。
「群馬！知ってる！新幹線で高崎行ったことある。」と思ったあなた。認識が違います。残念ですが群馬県館林市は、高崎・前橋あたりの群馬県民にすら「都市伝説で噂を聞いたことがある謎の市」と言われるぐらいの秘境にあります。新幹線でたどり着くことはできません。

超インドア派のアクアリストの彼と、ハロウィンはおうちデートをしようということになったら、お部屋の飾りつけや料理の準備に大忙しになると思います。ただし、忘れてはいけないのが……コスプレ？……え？コスプレしたいの？……ああ、まあ、どうぞどうぞ。なんか小悪魔系のが人気らしいですよ（←雑）。
で・は・な・く！
ハロウィンにちなんだプレゼント！

ナイフライクフィッシュの仲間たちにはヒレの形状がまさにゴーストと呼ぶに値する種類がいます。ブラックゴースト・ブラウンゴーストはまさにゴースト（幽霊）。混泳に注意の必要な肉食魚のため、個別管理前提で水槽セットごと彼に贈ってみてはいかがでしょうか。

ベタのカラーは多種多様。中でもモンスターマーブルと呼ばれるカラーがあります。その定義はマーブルの体色で頭が白いもの。確かに水槽に仄白く浮かび上がる顔と黒い眼はモンスターを彷彿させますよね。モンスターマーブルは文句なしでカッコいいです。

ハロウィンと言えば髑髏ドクロ。ホネホネの魚はハロウィンの雰囲気にピッタリ。大人気のトランスルーセントグラスキャットやグラスフィッシュの中でも特に透けているラージグラスフィッシュは骸骨ガイコツ魚と言っても過言ではありません。水槽の中で独特の世界観を作り上げます。

恐竜を彷彿とさせるポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリーの中でデビルケリーと呼ばれる種があります。なんとデビルケリーは生まれつき両目がない突然変異個体です。ブラインドケーブ・エンドリケリーと呼ばれることもあります。デビルの異名も伊達じゃありません。

ハロウィンといえば忘れてはいけないのがドラキュラです。ドラキュラ・ダニオはどこがドラキュラ？という外見ですが、顎骨から牙のような部分が発達しているのが顕微鏡で見えるんですよ。もう１ネタは、熱帯魚ではないですが言わずもがなのパンプキン。クランウェルツノガエル　パンプキン４スポットオタマジャクシもおすすめしておきます。

アクアリストの彼の心を掴めるイメージ湧きましたか？イベントをきっかけに彼の趣味であるアクアリウムの世界を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
クリスマス目前のハロウィンは恋が生まれる日。鯉ではない。鯉の産卵の話はしていない。

charmは常にアクアリウムを愛するカップルの味方ですよ！