あえて活着させないミクロソリウムの楽しみ方<ライフマルチ/マルチリングブラック>

種類解説(水草)
種類解説(水草)

ミクロソリウムは流木や石などに活着させてレイアウトに用いられる形が一般的です。

しかし、中には「活着させないで使いたい」「そのまま植えたい」「巻き付けが面倒くさい!」
……というご意見もあるでしょう。
そんなご意見に対するアンサーが、こちら。

ライフマルチ付きミクロソリウム

ライフマルチ付きミクロソリウム。

ミクロソリウムを多孔質ろ材「ライフマルチ」に、通水性を確保する形で植え込んだものです。
このまま底床の上に置くだけでレイアウトができます。

また、ライフマルチ付はポット売りよりもコンパクトなサイズで販売しています。
ミクロソリウムにはさまざまな種類がありますが、水槽に放り込むだけでたくさんストックできるので、コレクション目的の方にもうれしい仕様です。

置くだけで楽しめる便利な提案ということでご検討いただければと思います。

ライフマルチとは

ミネラル成分豊富な天然由来の海洋性粘土とホタテパウダー、クルミの殻を配合して作られた自然素材由来の多孔質ろ材です。

一般的なろ材に比べミネラルの溶出が特徴で、やや硬度のある環境を好むミクロソリウムとはベストマッチと言えます。

基本的には外部式フィルターなどの生物ろ材として用いられますが、程よいサイズをしていることから水草のおもりとしても優秀です。

この点に着目して作られたのが、ライフマルチ付ミクロソリウムです。

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ミクロソリウム以外もあります
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ミクロソリウム以外にも、多種多様な水草のライフマルチ付タイプを取りそろえています。

ポット売りとの比較

ポット売りミクロソリウム

ライフマルチ付きのミクロソリウムは、ポットよりも小ぶりです。
ミクロソリウムなので埋めるわけにはいきませんが、ポットのまま置いては大変目立ちます。

ライフマルチ・ミクロソリウムは、そのあたりのお悩みを上手く解消した提案となります。

ポット販売のものは、レイアウトの際ご自身で必要に応じて株分けすることが前提となります。

しかし、ライフマルチ付きはそれ1個で完結しているため、レイアウトに用いる際にも大変お手軽です。

サイズが小さいので、小型水槽にはまさにうってつけと言えるでしょう。

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マルチリング・ブラック付き

マルチリングブラック付ミクロソリウム

姉妹品として、マルチリングが黒いタイプのものもあります。
こちらは「ライフマルチ」の代わりに「マルチリングブラック」に植え込んだものとなります。

ライフマルチに比べ、ミネラル溶出の代わりに不純物の吸着性能を持たせたタイプとなります。

基本的な用途は全く同じです。

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植え替えのタイミング

成長が遅いため植え替えは基本的に不要です。
しかし、株が育ってきたり、子株が出てきたりしたら、自分で作ってしまうのも良いでしょう。

特に成長して株が大型化した場合、株が植え込まれている根元が窮屈になり、通水性が悪くなることがあります。

通水性が悪くなると枯れてしまう場合がありますので、この場合は株分けをして植え戻してあげましょう。

植え込みの際は、まず新しいライフマルチを用意します。

中央に空洞に対し、ウールマットを少しちぎって隙間を埋めるように植えてあげると良い感じです。

この時、根茎は全てウールに埋め込まず、必ず外から少し見えるように植えこみましょう。

うまく株分けに成功すると数を増やすことができ、その上通水性も解消するので良い感じです。


ライフマルチ付きミクロソリウム まとめ

種類も様々取り揃えています。
こんな方におススメです!
  • ミクロソリウムをあえて、そのまま置いて使いたい。
  • 活着が面倒くさい、手先の器用さに自信がない。
  • 小型水槽で、手軽にレイアウトしたい。
  • いろいろな種類のミクロソリウムをコレクションしたい。

活着作業が不要という点では、有力な選択肢となるでしょう。
手軽さ重視の方は、ぜひ検討してみてくださいね。


ミクロソリウムの世界

ミクロソリウムの基本情報はこちら。

ミクロソリウムの世界
活着系水草の代表と言えるミクロソリウムの情報サイト。ミクロソリウムの育て方、栽培に必要な全ての基礎知識と、厳選した人気種をピックアップして紹介しています。
投稿者
ほにゃらら sp.

福島県産のワイルド個体。
ロカリティの詳細は残念ながら記録がない模様。
アクアリウム歴はだいたい20年くらい。
「同属内で多様なバリエーション」が好き。若干コレクター気味。
つまりコリドラスや、ミクロソリウムが最高。ということですね。

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