どうも、ほにゃらら sp.です。
今回紹介するのは2022年秋注目の新商品「コトブキ工芸 プロフィットフィルター Z」シリーズ。
外掛け式フィルターとしては革新的な性能を持つ、このシリーズを掘り下げて紹介します。
まずはこちらをご覧ください。
プロフィットフィルター Zシリーズとは
コトブキ プロフィットフィルターシリーズの新作になります。
新形状の吐出口と水中ポンプの2つの静音効果で超静音を売りにしています。
排水は水面に静かに入水し、飛沫の発生を抑え砂利を掘り返しにくい水流を作ります。また、水の蒸発による水位低下にも対応しています。
ポンプ一体化デザインで振動音を軽減しており、「静音性」に特化したモデルと言えそうですね。
外掛け式フィルターはどうしても運転音が気になりがちです。
その意味では、静音性重視の本シリーズはありがたい選択肢と言えるでしょう。
他にも水流が穏やかになり、流量調節も可能な点は見どころです。
本製品も十分魅力的ですが、本題はこの次に紹介する「Z+」シリーズです。
Z+シリーズとは
外観や基本的な機能はZシリーズとさほど変わりませんが、一つ大きな特徴があります。
それは、「プラスボックス」という半ドライ式ろ過槽を追加できるスペースがあること。
Zシリーズの基本的な機能に加え、この点が主な差別化要素です。
さらに、多数のバクテリアが活着でき、酸素供給を増やすよう、表面積が大きくデザインされた専用ろ材、
「パワーボールBIO」が付属しています。
パワーボールBIOとは
こちらは、プロフィットフィルターZシリーズ用に、表面積が大きくバクテリアの定着を促し、酸素供給を増やすろ材として開発されました。
従来方式と異なる点は、ろ材が全て水に浸からず、半ドライと言える水位にあるためバクテリアに酸素が供給されます。
外掛け式フィルターにドライ式の機能を取り入れることができるため、その結果「生物ろ過の機能がより活性化される」という点は差別化要素です。
目的によってさらなるカスタマイズ
付属の「パワーBIO」で十分ですが、用途や目的によってお好みのろ材に差し替えることもできます。カスタマイズ可能な拡張性の高さも、この製品の魅力ですね。
Z+36、Z+50にもZ30、Z40同様に追加ろ材を入れられる空きスペースがありますので、
プラスボックス内に「パワーBIO」を、空きスペースには以下のろ材を入れると良いでしょう。
目的によっては、他のろ材の採用も考えられます。
以下に紹介するろ材をネットに入れて空きスペースに入れると扱いやすいでしょう。
何か特別な目的があってパワーBIOと差し替える場合は、
「バクテリアの定着性」とドライ設置した場合の「酸素供給」に着目して選択すると良いでしょう。
特に目的がなければ、付属のパワーBIOでOKです。
パワーBIO単体の販売もあります。
スペック一覧
サイズ展開はZシリーズ、Z+シリーズで各3種類ずつ、計6種類です。
スペックを一覧で比較すると、次のようになります。
30cmキューブ水槽はおよそ24L前後ですので、Z25やZ+28が対応します。
ろ過能力に余裕を持たせたい場合は、ワンランク上のZ30やZ+36が良いと思います。
Z30やZ+36であれば、追加ろ材スペースがある点にも注目です。
交換用マットはZ25、Z+28は従来のF1用、Z30、Z+36は従来のF2用、Z40、Z+50は従来のF3用のものが対応します。
Xシリーズ同様、X1相当となるZ25、Z+28は粗目マットが付属しません。
プロフィットフィルター Zシリーズまとめ
プロフィットフィルター Zシリーズは、元々人気のプロフィットフィルターシリーズの新商品です。
キーワードは「静音性」。
Z+シリーズはそれに加えて半ドライ式採用による「生物ろ過」の強化。
底床を掘り返さない穏やかな水流と、流量の調整が可能である点も見どころです。
外掛け式フィルターとしては革新的なシリーズと言えるでしょう。
これから45cm以下の小型水槽を立ち上げる際には、優先度の高い選択肢になりそうです。
コメント