プロフィットフィルター Zシリーズ<注目の新商品!2022秋>

用品解説
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どうも、ほにゃらら sp.です。

今回紹介するのは2022年秋注目の新商品「コトブキ工芸 プロフィットフィルター Z」シリーズ。
外掛け式フィルターとしては革新的な性能を持つ、このシリーズを掘り下げて紹介します。

まずはこちらをご覧ください。

プロフィットフィルター Zシリーズとは

コトブキ プロフィットフィルターシリーズの新作になります。

従来品:プロフィットフィルター X1

新形状の吐出口と水中ポンプの2つの静音効果で超静音を売りにしています。

キーワード
  • 高い静音性
  • 穏やかな水流
  • お手入れしやすいシンプル設計
  • 空きスペースでろ過強化
  • 流量調節可能

排水は水面に静かに入水し、飛沫の発生を抑え砂利を掘り返しにくい水流を作ります。また、水の蒸発による水位低下にも対応しています。

ポンプ一体化デザインで振動音を軽減しており、「静音性」に特化したモデルと言えそうですね。

外掛け式フィルターはどうしても運転音が気になりがちです。
その意味では、静音性重視の本シリーズはありがたい選択肢と言えるでしょう。

サイズ展開

3サイズ展開となります。

プロフィットフィルター Z25
プロフィットフィルター Z30
プロフィットフィルター Z40

Z30、Z40にはフィルター内に空きスペースがあり、「コトブキ工芸 外掛けフィルター用バイオろ材」「コトブキ工芸 外掛けフィルター用 きんぎょのかき殻」がジャストフィットします。

なお、Zの後の数字は「対応水量」を指しているようです。
Z25なら最大25Lまで対応といった具合です。

覚えておくとちょっと便利かもしれません。

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他にも水流が穏やかになり、流量調節も可能な点は見どころです。

本製品も十分魅力的ですが、本題はこの次に紹介する「Z+」シリーズです。


Z+シリーズとは

外観や基本的な機能はZシリーズとさほど変わりませんが、一つ大きな特徴があります。

それは、「プラスボックス」という半ドライ式ろ過槽を追加できるスペースがあること。

Zシリーズの基本的な機能に加え、この点が主な差別化要素です。

さらに、多数のバクテリアが活着でき、酸素供給を増やすよう、表面積が大きくデザインされた専用ろ材、

パワーボールBIOが付属しています。

パワーボールBIOとは

こちらは、プロフィットフィルターZシリーズ用に、表面積が大きくバクテリアの定着を促し、酸素供給を増やすろ材として開発されました。

従来方式と異なる点は、ろ材が全て水に浸からず、半ドライと言える水位にあるためバクテリアに酸素が供給されます。

外掛け式フィルターにドライ式の機能を取り入れることができるため、その結果「生物ろ過の機能がより活性化される」という点は差別化要素です。

サイズ展開

こちらも3サイズ展開となります。

プロフィットフィルター Z+ 28
プロフィットフィルター Z+ 36
プロフィットフィルター Z+ 50

Zシリーズに比べると、多少対応水量もアップしています。

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目的によってさらなるカスタマイズ

付属の「パワーBIO」で十分ですが、用途や目的によってお好みのろ材に差し替えることもできます。カスタマイズ可能な拡張性の高さも、この製品の魅力ですね。
Z+36、Z+50にもZ30、Z40同様に追加ろ材を入れられる空きスペースがありますので、
プラスボックス内に「パワーBIO」を、空きスペースには以下のろ材を入れると良いでしょう。

便利なオプション

Zシリーズ同様、Z+シリーズにもジャストフィットします。
特に意図が無ければ「バイオろ材」がオススメです。
Z+36、Z+50をご使用の場合は、ぜひ採用しておきたいところです。

金魚やグッピー、プラティなど、弱アルカリの水質を好む魚種については「きんぎょのかき殻」がオススメです。

外掛けフィルター用
バイオろ材
外掛けフィルター用
きんぎょのかき殻
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目的によっては、他のろ材の採用も考えられます。
以下に紹介するろ材をネットに入れて空きスペースに入れると扱いやすいでしょう。

多孔質リングろ材

多孔質ろ材としておなじみのリングろ材。
これらも採用候補になります。

新グラスリング

最も標準的なガラス製の多孔質リングろ材です。

リングプラス

クルミの殻を混ぜることで多孔性を高めたろ材です。

焼結ミネラルリング

ミネラル添加効果を付加したリングろ材です。

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多孔質ボール状ろ材

多孔質ボール状ろ材をお好みの場合は、これらが採用候補になります。

サブストラットプロ レギュラー

最も標準的なボール状の多孔質ろ材です。

アクティブボール

素材を発泡させることにより、耐久性と引き換えに多孔性を高めたろ材です。

焼結ろ過材 ばくだま

麦飯石を焼結させた、ミネラル添加&不純物吸着ろ材です。

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吸着系ろ材

不純物の吸着性能を重視したい場合は、こちらが採用候補になります。

キチン配合 多孔質の活性炭ろ過材

キチンや活性炭を高温焼成したろ材です。バクテリアの定着と吸着効果が見込めます。

活性炭ペレット

ペレット状の活性炭です。
アクや黄ばみ、悪臭の吸着に特化しています。

焼結ろ過材 ばくだま ゼオライト

ばくだまにゼオライトを配合したろ材です。吸着機能をより強化しました。

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pH調整系

pH調整機能を持たせたい場合は、これらを採用すると良いでしょう。

パワーハウス ソフトタイプ

pHを微酸性に整えるリングろ材です。
弱酸性を好む熱帯魚に。

パワーハウス ハードタイプ

pHを微アルカリ性に整えるリングろ材です。
弱アルカリ性を好む熱帯魚に。

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何か特別な目的があってパワーBIOと差し替える場合は、
「バクテリアの定着性」とドライ設置した場合の「酸素供給」に着目して選択すると良いでしょう。

特に目的がなければ、付属のパワーBIOでOKです。
パワーBIO単体の販売もあります。

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スペック一覧

サイズ展開はZシリーズ、Z+シリーズで各3種類ずつ、計6種類です。
スペックを一覧で比較すると、次のようになります。

商品名Z25Z+28Z30Z+36Z40Z+50
製品画像
適合水槽40cm以下水槽45cm以下水槽
必要な水深135~185mm以上140~190mm以上155~205mm以上
対応容量25Lまで28Lまで30Lまで36Lまで40Lまで50Lまで
流量調節ありありありありありあり
プラスBOXなしありなしありなしあり
追加ろ材スペースなしあり
対応マット活性炭活性炭粗目活性炭粗目

30cmキューブ水槽はおよそ24L前後ですので、Z25やZ+28が対応します。

ろ過能力に余裕を持たせたい場合は、ワンランク上のZ30やZ+36が良いと思います。

Z30やZ+36であれば、追加ろ材スペースがある点にも注目です。

交換用マットはZ25、Z+28は従来のF1用、Z30、Z+36は従来のF2用、Z40、Z+50は従来のF3用のものが対応します。

交換用活性炭マット
Z25、Z+28対応
Z30、Z+36対応
Z40、Z+50対応

Xシリーズ同様、X1相当となるZ25、Z+28は粗目マットが付属しません。

交換用粗目マット
Z25、Z+28対応

なし

Z30、Z+36対応
Z40、Z+50対応

プロフィットフィルター Zシリーズまとめ

プロフィットフィルター Zシリーズは、元々人気のプロフィットフィルターシリーズの新商品です。

キーワードは「静音性」
Z+シリーズはそれに加えて半ドライ式採用による「生物ろ過」の強化。

底床を掘り返さない穏やかな水流と、流量の調整が可能である点も見どころです。

外掛け式フィルターとしては革新的なシリーズと言えるでしょう。
これから45cm以下の小型水槽を立ち上げる際には、優先度の高い選択肢になりそうです。

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投稿者
ほにゃらら sp.

福島県産のワイルド個体。
ロカリティの詳細は残念ながら記録がない模様。
アクアリウム歴はだいたい20年くらい。
「同属内で多様なバリエーション」が好き。若干コレクター気味。
つまりコリドラスや、ミクロソリウムが最高。ということですね。

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