皆さんこんにちは、Tです。いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。
今回は、アクアリウムド素人のTが石組みに挑戦する様子をお届けします。
お邪魔したのは、石・流木の商品を撮影している拠点。撮影用の45cm水槽をお借りして基本構図である「三角構図」「凹構図」「凸構図」の3種類の石組みに挑戦しました。アドバイスをくれるのは、流木・石担当のSKさん。学生時代からアクアリウムやメダカの繁殖を楽しんでいるガチ勢の一人です。
3つの基本構図についてはこちらの記事で解説しています。ぜひご覧ください。
石の選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。
それでは、Tが大いに悶絶している様子をお楽しみください(笑)
風山石を使って凸構図に挑戦
今回チョイスしたのは「風山石」です。荒い岩肌のような質感が特徴で、どんなレイアウトにもマッチするオールラウンダーなレイアウト石です。石選びから自ら行います。
まずは凸構図に挑戦です。
凸構図でのポイントはどんなこと?
水槽の両端に空間を持たせること。素材をうまく使って緩急をつけよう。中心にそろえて配置するよりも若干左右どちらかにズラして配置するのが理想の型とされるよ。
分かりました。やってみます!
正直に言います。まず「SKさんからアドバイスをもらったものの、凸ってどうやったら表現できるんだ……」ここからの始まりです。
参考画像を見ながらとにかく最初は組んでみます。改めて見るとごちゃごちゃしてよく分からないレイアウトになってしまっています。
ここでTは気づきます。「使う石が多すぎる」ことに。水槽内に詰め込もうとし過ぎて、空間が活かせていません。
失敗から学ぶ!
そこで使っている石を変更、そして石の数を減らして作り直してみます。
おおっ、だいぶ近づきました!これで完成だと思った矢先……
う~ん…言いたいことは分かるけど、なんかもっさりしてない??
レイアウトがもっさり?
そんな言葉、初めて聞きました。確かに言われてみれば、なんかダサい。形は凸を踏襲しているものの石がすべて同じ形、同じ方向を向いていて動きがない。なので「もっさりした」レイアウトになってしまっています。また作り直しです。
くじけないで!トライアンドエラーでイイ物が生まれるんだ。
SKさんのアドバイスを元に試行錯誤。
凹型レイアウトの作製で疲れてしまったのか。全くアイデアが浮かんできません。もうどうすればいいんだ……
もう分かりません
またも困り果てていた僕に、SKさんからのアドバイスが!
上に目線を向けることより、どっしりと構えるようにして両脇の空間を活かした方がいいかも。
そうか!今まで、凸型ということに執着しすぎて「中心部分を上へ押し上げる」ことしか考えられていませんでした。そこで今までの考え方を捨て、「どっしりと構えるように」を意識。両脇の空間にも意識してみます。すると……
いかがでしょうか?先ほどよりもとても良くなったと思いませんか?
お!いいね!そしたら最後の仕上げだ。
仕上げは底床を慣らす
最後の仕上げとは「底床を慣らす」ことです。
柔らかいハケを使って底床を慣らしていきます。
最後まで気を抜かないように!
遂に完成です!
凸型構図を作るときのポイントをまとめてみました。
凸型構図を作るときのポイント
①水槽に素材を詰め込み過ぎないようにしよう
②両脇の空間を意識してレイアウトを組もう
③「上に積み上げる」ではなく「その他を低く」を意識しよう
以上の点に留意して、皆さんもぜひチャレンジしてみてください!
三角構図にも挑戦!
続いて、三角構図です。が、ここで撮影していただいていたSKさんの元へ緊急の依頼が。SKさんも別水槽でレイアウトを作ることに。そのため、完成図のみのお届けになってしまいます……すみません。
個人的には三角構図が最も作りやすかったです。小型水槽に向く構図といわれるだけありますね。
45cm水槽で作成したのでサイズ感にマッチしていたのかもしれません。
では、完成図の前に三角構図を作るときのポイントをお伝えします。
三角構図を作るときのポイント
①高低差をはっきりとつけよう
②角度をつけることを意識しよう
③小さな石も活用しよう
それでは完成図です。
いかがでしたでしょうか?
ここで紹介した作成方法以外にも各構図の作り方はさまざまあります。皆さんの直感とセンスでまずは自由に作ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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