みなさんこんにちは、Tです。熱帯魚の中には「なんだこの強そうな名前は⁉」と驚くような種類がいます。今回はジャンルの枠を超えて筆者が選んだ7種をご紹介させてください。
筆者がチャームで見つけた種類を紹介!
エンペラーテトラ
エンペラーテトラはコロンビア原産のカラシンです。ラインと目が青いのが特徴で、オスの尻ビレはフォーク状になります。シックで上品な美しさを持つ魚ですが、発情したオスは体色が鮮やかになり、普段とは違う見ごたえがあります。
24℃くらいの低め水温とやや新しい水を好みます。オスはテリトリー意識が強く小競り合いをしますので水草を十分に植え込んでおくとよいでしょう。
ジャックナイフテトラ
ジャックナイフテトラはブラジルのサンフランシスコ川・イタピクル川原産のカラシンです。
2007年に初輸入され、尾ビレ基底部から尾ビレ上葉にかけて入る黒いエッジがワンポイントになっています。銀一色の体色にはグリーンラインが入り、独特の外見と希少性の高さが魅力的な種です。
人工飼料も問題なく食べるので飼育は容易です。多少小競り合いをしますが、混泳相手のサイズが同程度であれば混泳も可能です。
ダークナイトラミレジィ
古くから知られるドワーフシクリッドの代表種で、原種はコロンビア、オリノコ川、メタ川に生息しています。本品種は近年になって作出された品種で、黒い体色、各ヒレがオレンジ~赤色に発色し、尾筒付近の淡いブルーの色彩が特徴的な品種です。
飼育、繁殖ともに容易で、極端にサイズが小さくなければ小型のカラシン等との混泳も可能です。
オスはメスより一回りほど大きくなり、成熟したメスは腹部がピンクに染まります。
繁殖はペアで行われ、流木や石などの基質に産卵しペアで子育てを行う姿はとてもほほえましいです。
稚魚は孵化したてのブラインシュリンプを口にすることができます。
若いペアや混泳魚によっては食卵することがあります。
オレンジフィンアーマード・プレコ
ブラジル、ネグロ川、ブランコ川原産のプレコです。アーマード・プレコの中でも美しいことから人気の種です。“アーマード”の名の通り硬い皮をもち、脂ビレの無い独特の体型とオメガアイにならない目がユニークな種です。灰褐色の体色には大柄な黒いスポットが見られ、背ビレ、尾ビレ、尻ビレとエラブタ付近のオレンジの色彩が非常に美しい種です。飼育は容易で、見た目によらず温和なので他のプレコとの混泳も容易です。
キングロイヤルペコルティア
シングー川原産のプレコです。
「キンペコ」の愛称でも知られる人気の種で、黒と白のネットワーク模様が美しくその模様のパターンは多くのバリエーションが見られます。他の熱帯魚の改良種に比べ成長に時間がかかるため特に美しい品種は人気が高いです。模様の個体差が大きくコレクション性が非常に高い種類だといえます。体色は白だけではなく黄色みを帯びた個体も見られます。L―066で知られるキングタイガー・ペコルティアと混同されていることも多いですが、本種のほうが体側に入るバンドが太くなる傾向があります。
成長とともに黒ラインの面積が多くなり黒っぽくなることが多いです。飼育方法は他のペコルティア同様で構いません。
クリムゾンレッドペンシル
ペルー原産の2022年に日本に紹介されたペンシルフィッシュです。オスはその名の通り全身が真っ赤に染まります。その状態でのフィンスプレッディングは見ごたえ十分です。複数匹混泳させた場合は一番強いオスだけが発色するようになります。性質は比較的温和ですが、同種間では若干小競り合いをします。水草などを十分植え込んだ水槽で飼育するとよいでしょう。
ラオスファイアーバックスネークヘッド
ラオスに生息するスネークヘッドです。背ビレと尾ビレを縁取る赤の色彩、背ビレや尻ビレのグリーンの発色が美しい種です。この体色は環境や状態によって変化し、環境に慣れていると美しい発色を見せてくれます。希少性が高い上に詳細が不明な点が多く、今後の動向が注目される種です。飼育は弱酸性~中性をの水質を保てれば容易です。餌も人工飼料に餌付かせやすく飼育者にも懐きやすく魅力的な種ですただし、わずかな隙間からでも水槽から飛び出すのでしっかりとフタを用意する必要があります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
今回は小型カラシンから大型肉食魚までさまざまなイカツい魚たちをご紹介しました!
「この魚の名前はなに?」と聞かれたときにご紹介した種類の名前を出せば驚かれること間違いなし!
まだまだ発見できていない種類もいると思います。第2弾としてご紹介できれば幸いです。
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