どうも、ほにゃらら sp.です。
今回は水温計の選び方についてお届けします。
飼育セットによっては最初から付属していることもあり、比較的安価なアイテムです。
しかし、その役割は重要。
水温計はヒーターが正常に動作しているか確認するなど、水温管理の必需品です。
水温計の役割
- ヒーターが適切に作動しているか確認する
- 水温が高すぎ/低すぎないか確認する
主にこの2点の目的で必要です。
ヒーターを設置していても水温計がないと、ヒーターが本当に設定温度通り作動しているかどうか、また故障がないかどうか確認ができません。
このうちヒーターの故障は熱帯魚にとって致命的です。
ヒーターが故障すると保温ができなくなるため水温が低下します。
結果、最悪の場合その水槽の熱帯魚が全滅するリスクがあります。
万が一故障を発見したら、すぐに手を打たなければなりません。
そのヒーターの故障について一番最初に知らせてくれるのが、水温計の役割です。
他にも、夏場の高温期であれば水温の上昇も水温計で判断できます。
ヒーターの温度維持機能はあくまで加温に限られ、水温を下げる機能はありません。
このため、設定温度以上に高くなっている場合は、クーラーが必要ということになります。
水温計の種類
アナログ型とデジタル型の2種類があります。
それぞれメリット/デメリットが異なるため、お好みのほうを選びましょう。
アナログ型
シンプルで安価なタイプです。
着色された灯油が中に入っており、水温の変化によって上下することで水温を読み取ります。
デジタル型
デジタル式のタイプです。
センサーが水温を感知し、液晶パネルに水温が表示されます。それを読み取ります。
水温計の注意点
どんな水温計にも“ズレ”、つまり誤差があります。
通常、アナログ式で±2℃、デジタル式で±1℃くらいの誤差があります。
安価な製品ほど、誤差が大きくなる傾向があります。
サーモなどの精度にも誤差があるので、それらのズレも含めると最大で4℃程度のズレになることがあります。1~2℃くらいの誤差なら問題ありませんが、魚種によっては4℃の誤差は大きいです。
水温計そのものは安価な製品ですが、精度を求めるのであれば多少高額な製品を用いたほうが、誤差が少ないでしょう。精度と価格を天秤にかけて、どちらを取るかです。
精度が気になる方は、デジタル式をおススメします。
より正確な水温を把握するには、複数個の水温計を用意して確認すると良いでしょう。
おすすめの水温計
GEX クリスタル水温計 S アクアブルー
小型水槽にピッタリなアナログ式水温計です。
安価でシンプルな水温計ですが、液がブルーのものは意外と珍しいかもしれません。
古くから人気の根強い水温計です。
迷ったらこれを選んでおけば問題ないぐらい、シンプルイズベストな製品です。
コトブキ工芸 文字の大きな水温計
読みやすさを重視したアナログ式水温計です。
一般的な水温計に比べて文字が大きいため読みやすい点がうれしい製品です。
多くの熱帯魚にとって適温となる26℃にラインが引いてあるため、現在の水温が適温かを一目で読み取れます。
最高最低温度が記録できる デジタル温度計兼水温計
気温・水温を測定できる多機能水温計です。
大型デジタル液晶画面で見やすく、暗闇でも光るバックライト付です。
この製品最大の機能として、メモリー機能搭載が搭載されています。
最高・最低気温と水温を記憶してくれるため、外出中の変化も分かるのがメリットです。
本体背面のスタンドだけでなく、付属のマジックテープの使用で設置場所を選べます。
単4電池1本で動作します。
型番に迷いやすいボタン電池ではなく、入手しやすい乾電池で動くのもうれしいポイントです。
テトラ デジタル水温計 ブラック BD-1
デジタル式としてはコスパの良い水温計です。
小型水槽に向いており、コンパクトで設置しやすく安価ですがある程度精度も高い製品です。
水槽壁面に取り付けることもできます。
通常のデジタル式水温計のように、水槽台に置いてもご使用できます。
ボタン電池(LR44)2個で動作します。
スドー スタンドサーモメーターS
全長12cmで場所をとらない、コンパクトタイプの水温計です。
自立型の水陸両用で使用できる製品となっています。
水位の低い水槽や、テラリウム、簡易温室などに最適です。
スドー 浮かべる水温計
水面に浮かべて上から水温を読み取る水温計です。
屋外で飼育する、メダカや金魚などにおすすめです。
水温変化の激しい外飼いでも、水温をしっかりと確認することができます。
狭い場所でも邪魔にならないコンパクトな設計です。
水温計の選び方 まとめ
▼ヒーター関連 こちらを参考
▼クーラー関連 こちらも参考
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